マニュアルモードは初心者のうちから使った方がいいよ

今日はカメラ初心者から脱出すべく、マニュアルモードのお話をしましょうか。

ダイアルの「M」ってやつですね。
DSC_0007

マニュアルモードととはその名の通り、ほぼ全ての設定を自分で行うと言う事になります。

その中でも私が比較的多く使う設定について解説します。

※これから話す表現は私なりの表現になり語弊がある場合もございますのであくまで私個人の
表現、感じた事だと思ってお読みください。

今回のキーワードは【F値】【ISO感度】【シャッタースピード】【ホワイトバランス】です。

◆まず【F値】についてです。

こちらの設定を変える事によって写真の奥行きや立体感の表現が出来ます。

写真は紙や映像になるので基本的には平面です。

しかしF値によって背景のボケ具合や、ボケ具合+照明のあて具合(影の作り方)次第でより立体感、奥行きのある写真が撮れます。

F値はカメラの機能と言うよりも「レンズの性能」です。カメラ屋さんに言って「背景がボケやすいカメラください!」ってよりも「背景がボケやすいレンズください!」って言うほうが正解になります。

カメラでも間違いではないんですけどね。

その性能はレンズにちゃんと書いてあります。【F値】と言う表記で。これもレンズのブログでお話はしていますがまもう一度説明しますね。

F値は今は1.4が一番明るいレンズになるのかな?なにやら1966年頃販売されたレンズにf0.33と言うとてつもない明るいレンズがあったみたいです!

なんとなくお気づきかもしれませんがf値は数字が小さい方が明るいレンズになります。

F値が小さいほうが明るい=背景がぼける。

専門的な言葉を使うと被写界深度と言うらしく、簡単に言うとピントがあっている奥行きに明確な単位、計算方法があるらしいです。 私が調べた限り。。。。計算式が意味不明なので割愛しますねw

ようは光を多く取り込むと、ピントが合っている奥行きって言えばいいのかな、とても狭くなります。そのためピントが合っている部分が狭い分ピントがあっていないボケる部分が広くなると言うことですね。

これって逆に言うと、写真全体にピントを合せたい場合はf値を上げないといけないってことなんですよ。

◆まとめ
ボケ具合を調整する場合はf値を調整する。f値が小さいほどボケやすく、ピントの幅が狭い。

ぼけ具合をあまり出したくない場合はf値を上げるって先程説明しましたがf値を上げる写真ってどうなるか
わかります? そうなんです。暗くなるんです。f値が低いほうが光を取り込めるんです。f値が高いと光はあまり取り込めないんです。

晴天時の屋外であれば問題はないのですが、これが室内になると話は別。室内だとほんとに暗い印象の写真になってしまいます。照明などあればいいですけど、レストランとか言ってmy照明もってないですもんねw

ではどうしましょう?

そこで登場するのが次の2個目のキーワード【シャッタースピード】と【ISO感度】です。

一気に2個来ましたね 笑

皆様、難しく考える必要は無いんです。

【F値】も【ISO感度】も【シャッタースピード】も全て光を取り込むタメの設定なんですよ。

先に【ISO感度】からの説明しようかな。

イソカンドと読むのですがこれはカメラ本体側の設定になります。カメラの機種によって設定できる数字が
違います。

f値とは逆で数字が高いほうが明るい写真になります。

例、暗い<ISO 100<ISO 800<ISO 3200 明るい etc

先程のf値の話を続けて書くとするならばf値の数字が大きくなってしまって写真の印象が暗いので、ISO感度を上げて明るい写真にした。となります。
ISO感度が大きいほうが明るいならISO感度を上げて撮ろう♪
これにて一見落着ですね。
しかーし!! カメラは僕らをそんなに甘やかしてはくれないんです。

ISO感度をあげることによってやはり副作用的なものが写真に出てきます。

それを【ノイズ】と言います。

テレビで赤外線カメラの映像って見たことありますか?

なんか緑とか黒い映像に砂嵐までいかないですが細かいノイズのようなもの入っている印象ありませんか?

あれがノイズです。

赤外線カメラもおそらくISO感度を相当上げています。ですのでああいうノイズが入った映像になります。

赤外線カメラみたいな暗い映像でくっきりした映像って見たこと無いですよね?そういう理由があったんです。

じゃあISO感度どれくらいまで上げたらノイズ出るの??

これはカメラの機種により異なるんです。 夜景に強いカメラって謳っているカメラはISO感度上げてもノイズが出ずらい仕様になっているんですよね。

私はプロではないのでISO感度ごとのノイズの差は調べたことは無いですがISO800くらいからノイズが出てくるという記事を読んだこともあります。

ちなみにSONYから販売しているカメラでISO409600と言うとんでもない ISO感度のカメラがあります。 そのカメラ買った方のレビューを貼っておくので参考にしてみてください。ISO409600だとノイズがすごくて顔の認識が出来ませんねwフラッシュ使わずここまで明るい写真が撮れるんです。

経験をつめばf値の設定とISO感度の設定両方をいい具合に合わせてよい写真を撮れます。

別にf3.5が正解とかISO感度200が正解とか無いんです。あなたがいいと思った写真が正解なんです。だから
難しく考えずにいっぱいシャッターを切ってみてくださいね!自分の撮った写真をSNSに上げてみて反響を見て肌で感じてみてください。 反響がいい写真、そうでない写真。人に見せてみて写真の良し悪しをそこで覚えられますよ!

まだ【シャッタースピード】と【ホワイトバランス】が続きますが本日はここまで!

また次回!

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