なでしこJAPAN 悔しがる程日本は強くない
みなさんこんにちは。
ワールドカップはアメリカの圧倒的な力の前に大敗してしましましたね。
4年前のワールドカップ優勝からの4年間、日本はどちらかと言うと絶対的王者と言うよりも苦しい戦いばかり強いられていた印象があります。
その中でも北京オリンピック、今回のカナダワールドカップと共に決勝まで勝ち進む事が出来たのはなぜなのでしょうか。
今回に関してはくじ運がよかったのかもしれないですが、世界ランク1位のドイツを破り初の3位となったイングランドを日本は破っています。
イングランド戦もオウンゴールと言う形での勝利でしたが、あれは日本が攻めている形の中でのオウンゴールだったので日本がもぎ取ったオウンゴールだと言えます。
しかし、アメリカの圧倒的なパワーサッカーとの対決では体の小さな日本のサッカーは太刀打ちできなかった。
4年前のなでしこサッカーは前々回男子ワールドカップで優勝したスペイン代表のパスサッカーを取り入れ世界を魅了しました。
しかし男子スペイン代表は今回のワールドカップでは1勝もする事が出来ずグループステージで敗退となりました。
これは他の国に研究しつくされスペインのパスサッカーが通用しなくなったのだと思います。
なでしこは前回のワールドカップ後はこのスペインと同じような感じになり、あまり勝てなくなりました。
今回のなでしこのサッカーを何サッカーと言うかわかりませんが、前回ワールドカップで優勝したときみたいなパスサッカーではなくなっていました。
悪く言うと特徴の無いサッカーに見えました。
日本の野球界はWBCを1回大会2回大会と連覇をし「世界一の野球」と言われてきましたが第3回大会ではドミニカの圧倒的なパワー野球の前に屈しました。
私は野球が好きですが、日本の野球は「技術」が巧くそれにより体格の差を補ってきたと思います。
WBCで連覇したことは日本人にとって、野球好きの私としてめちゃくちゃ嬉しかった事を覚えています。
しかしそれが「世界一の野球」と言われることに対しては若干の違和感がありました。
恐らくほとんどの人がアメリカで行われているMLB(メジャーリーグ)が世界最高峰の野球だと思っていますし私もそう思います。
ただメジャーリーグの「ワールドシリーズ」と言う優勝決定戦は、「スポンサーががワールド」と言う名前なので「ワールドシリーズ」と言っていますが多くの人は「世界一を決める」と言う意味合いで捕らえており、アメリカの野球が世界一と言うイメージがついている気がします。
実際、アメリカの野球が世界一ではなく「アメリカで行われている野球は世界一」だとは思います。
各国のスターが集まり、給与面も日本の3倍から4倍貰えます。
色んな意味で「憧れ」の場所であり続けます。
話はそれてしまいましたが、日本野球はWBCを2連覇した事により少し自分達の力を過信していたのかもしれません。
だからドミニカのようなパワー野球の前には全く歯が立たなかった。
この敗退により、日本は次の新たな高みにいけると感じています。
次はパワー野球に勝てる方法を探し出すと思います。
負けたことによりいい結果をもたらすことが出来ると思います。
なでしこも、今回の大敗により良いものを得られると思います。
今回のワールドカップでなでしこが「強いな」って感じましたか?
どちらかと言うと「なんとか勝てたな」と言う印象です。
きっと「なんとか勝てた」では駄目なんですよね。
結局それだから世界ランクは4位のままなんですよね。
結局1位になれないのはオリンピックやワールドカップでは2位となっていますが他の大会では結果が出せていないからなんです。
他の大会で良い結果が出なくて、オリンピックとワールドカップでは2位をとる事は本番に強いのかもしれません。
日本は本番に強いのであって圧倒的に強い訳ではありません。
「圧倒的に強いアメリカ」に「本番に強い日本」が負けただけの事です。
今回の大敗を教訓にして次のオリンピックでは優勝してくれる事を願っています。
なでしこ、お疲れ様でした。
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