加圧トレーニングの今
みなさんこんにちは。
私が加圧トレーナーを辞めてから2年以上が過ぎました。
目次
私が加圧トレーナー辞めた理由は裁判が始まったから
スポーツや筋トレ、ダイエットをしている人にとって「成長ホルモン」が大量に分泌されるトレーニングはとても魅力があります。
それが加圧トレーニングだったんです。
まず加圧トレーニングを教えるには加圧トレーナーの資格が必要です。
今は分かりませんが当時は年間更新料約13万円を払い年間数回「ポイント取得」のために決して安くない学会や勉強会にも参加していました。
結局ポイント取得しないと資格を維持できなかったので泣く泣く高いお金を払いポイントを取得していました。
成長ホルモンが290倍分泌される
この謳い文句、加圧トレーニングを知っている人であれば一度は見かけたことのある謳い文句ではないでしょうか。
実はこの謳い文句が全くの「嘘」である事が最近の研究結果でわかってきたらしいのです。
加圧トレーニングって血流をベルトで制限して行うトレーニングなので体内を「酸欠」状態にして行うのでかなりしんどいんです。
私は意識を失ったこともあります。(きっとそういう方沢山いると思うのですが何故か報告されていない。悪いことは表に出ないんです)
それくらいキツイんです。
だからこそ290倍も成長ホルモンが出るなら頑張ろうって思ってきたんです。
しかし最近の研究だと良くても30倍程度。
中には成長ホルモンが全く増えない人も居るみたいです。
景品表示法??そういう部分でも現在裁判で争っているみたいです。
トレーニングに適用される資格であって医療には必要ない資格
裁判で争っている論点がここです。
加圧トレーニングは「特許」を取っています。
いや、「取っていました」ですね。
2013年に切れています。
1、 医療分野では「特許」が取れないのに。。。
2、 特許が切れているのに加圧トレーニングを続けるなら更新料を払い続けろと言う。
この2点が裁判の大きな議題です。
まず1に関しては私も学会に参加した際に「怪我のリハビリに良い」とか「大腿骨骨頭?が壊死した人に加圧トレーニングをした結果・・・」と言う話を学会の中で50%以上の割合でされた記憶があります。
と、言うか「こういう事例があるのでリハビリとしてオススメです」と言う感じ。
もちろんその場合でも「加圧トレーニング資格は必要」と言われてきました。
しかし、医療の分野では特許が必要ないので学会で言われた事が医療であるのであれば「加圧トレーニングの資格」は必要無いんです。
しかし加圧ジャパンは「どんな分野でも資格料金は必要なので払ってください」と言っていました。
つまり1は「詐欺罪なのかな?」
そこでリハビリ系や医療分野の人たちが更新料や資格取得料の返還を求めています。
※(ジムなどのトレーニングが目的の人は資格が必要)
しかし加圧ジャパン側も「医療分野で資格使用料を求めたことは無い。あくまで講演会料金などとしてお金を集めた」といっているみたいです。
なるほどね。
そういう事言うのですねって感じですよね。
まぁこうなったので反発が強まっているわけです。
何いってんだよ!!
わざわざ電話してきてリハビリでも更新料払えって言ってきただろ!!って。
2、 に関しても特許の名前やちょっと方法論を変えて再度特許を取得したらしくお金は払い続けないと加圧トレーニングを指導してはならないとなっています。(ちょっと情報が確実ではありません。間違っていたらすみません。)
マンツーマントレーニングが大原則なハズなのに・・・
これは私がトレーナー時代も言われていました。
「加圧トレーニングは特殊なトレーニングで危険が伴うのでマンツーマンでなければいけません」
しかし加圧ジャパンがとある大手ジムと「加圧トレーニング集団プログラム」を展開するらしいです。
お前が集団トレーニング禁止って言ったんだろ!?となっているそうです。
一般人がいつの間にかお医者さんに
多分日本は「医師」になるのは医大を卒業して国家試験に合格しないとなれないと思うのですが、加圧トレーニング創設者に何故か「医師」と言う肩書きがあるそうです。
私達に直接は関係ないことですがそういう「ルールとはかけ離れた事」をしている人?団体?なので余計反感を買っているみたいです。
これは法律的に問題ないのかな???
加圧トレーニングはとってもいいトレーニング
間違ってはいけないのが加圧トレーニングはとっても素晴らしいトレーニングなんですって。
裁判を起こしている人もほとんどの人がそう言っています。
ただ、加圧トレーニングを作った団体がひどいだけなんです。
普通の人だと考えられないような「ぎりぎり」の事をして法をかいくぐって大金を稼いでいる訳です。
やっぱり。。。。早いうちに加圧トレーナーやめてよかったです。
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私は加圧トレーニングの集団訴訟をしています。現在最後の陳述にむけて証拠をさらに固めています。最後の追及は成長ホルモンと危険だからパーソナルトレーニングで付き添うようにいわれたことを論点にしています。これまで医療行為はノウハウが違うという論点は裁判官はほぼ理解したのでこれはほぼ追及できたと思っています。メールにしげるさんの実名で自分も意識不明になったことやだからこそパーソナルトレーニングの資格がいるといわれたことを陳述書としてワードで書いて添付して送ってもらえませんか
もしかしたら今回の裁判の後、成長ホルモンに錯誤したことや危険だからパーソナルトレーニングでなければいけないといわれたことを論点にすべてのトレーナーが資格返還訴訟をおこせると思っています。ご協力お願いします。