住宅ローン控除の確定申告は必要書類が変更にブログ【川崎西税務署】
こんにちは。
2016年の3月に建売の住宅を新築で購入しました。
土地と建物を一緒に買ったって事ですね。
当然住宅ローンを組んでの家購入だったので10年間1%のお金が返ってきます。
当然お金が戻ってくるには手続きが必要なので本日その手続きに確定申告に行ってきました。
目次
2017年の住宅ローン控除の確定申告から必要書類が変わった
住民票の代わりにマイナンバーのコピーを提出
昨日、私は近所の区役所の出張所へ住民票を取りに行きました。
住民票の取得には300円かかりますよね。
機械だともう少し安いのかな?
で、本日テレビを見てると・・・・・
2017年から住宅ローン控除の確定申告では住民票が不要になりマイナンバーカードのコピーが必要になります
と言っていたんです!!
えええ!!!
昨日の300円と労力を返してくれ・・・・
で後ほど詳しく話しますが実際確定申告に行くと、一応住民票は持って行きましたが住民票は必要ありませんでした。
では具体的に私が持って言った住宅ローン控除の確定申告の書類です。
2017年の住宅ローン控除で必要な書類
- 2016年1年分の源泉徴収(転職などしていたら全ての企業分必要)
- 金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書
- 土地と建物の登記簿謄本(建売の場合は土地と建物それぞれなので2枚必要)
- 売買契約書または建築請負契約書
- 「マイナンバーカード」もしくは「マイナンバー通知カード&本人確認書類」
2016年から変わったところは青い文字のところで「マイナンバーカード」もしくは「マイナンバー通知カード&本人確認書類」です。
「マイナンバーカード」もしくは「マイナンバー通知カード&本人確認書類」とは?
ここは簡単に言えば2パターンあります。
1パターン目はマイナンバーカード1枚(コピー)があれば大丈夫です。
ただ、私もそうですが多くの人がマイナンバー通知カードはあるけどそのあとマイナンバーカード発行の手続きはしていないよ!って方多くないですか?
そんなあなた!
安心してください。
マイナンバー通知カードでも本人確認書類として使うことができます。
ただマイナンバー通知カードだけでは効力がないので免許証や保健証などの「本人確認書類」が必要になります。
私の場合ですとマイナンバー通知カードと運転免許証のコピーを提出しました。
と言いますかそう言う人が一番多いですよね。
もしくはマイナンバー通知カードと保険証のコピー。
この書類が必要になり、住民票が必要なくなったわけなんです。
住宅ローン控除の必要書類の取得方法
私も色々調べ実際に確定申告を本日済ませてきたので知ったもののように喋っていますが実際これから住宅ローン控除で確定申告をする方もいて、必要書類ってどこで取得できるのかわからない方もいますよね?
ですので住宅ローン控除の確定申告で必要な書類はどこから入手できるか書いて行きたいと思います。
源泉徴収票
まず、割と簡単な源泉徴収票。
これは2016年に働いていた会社から取得します。
ほとんどの企業で2016年年末か2017年の年初に送付してくれているハズですが稀に様々な理由があってあなたの手元に届いていない場合もあります。
ちなみに私もそのうちの1人で退職後3ヶ月たって届きました。
しかも辞めて1週間くらいで保険証も返却したのに保険証を返却してくださいと区からも督促状的なものが・・・・
会社の人事部なのかな?
ちゃんとしてくれていないとこんな感じで源泉徴収票が遅くなったり稀に届かないこともあります。
その場合の手段として税務署にその旨伝えると企業に「源泉徴収票を送って下さい」と言う督促状を区や市から送ってくれます。
その時企業の住所など会社情報が必要なので事前に調べて行きましょう。
当然自分の名前も公表はされてしまいますがまぁそこは仕方ないですよね。
普通の企業であればここまでやれば源泉徴収票送ってくれるのですがそれでもまだ送ってくれないケースも0ではありません。
その先のことに関しては私は経験していないのですが他にも方法がありますのでその場合は税務署に相談してみてください。
その方法は実際にその場面にならないと教えてくれないので本当に最後の手段だと思います。
詳しくは国税庁のHPをご覧ください。
ちなみに何も持っていかなくても税務署で書類を書くことも可能です。
金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書
住宅ローンの借入金残高証明書とは住宅ローンの会社から11月頃に送られてきました。
住宅ローンの借入金残高証明書が送られてこないケースがあるのか不明ですがもし届かない場合は住宅ローン会社へ問い合わせて見ましょう。
住宅ローンの借入金残高証明書はおそらくですが住宅ローン控除でしか使用しない書類で借入金とその年末での借入金残高の記載があります。
住宅ローン控除で戻ってくる金額はその年末での借入金残高になります。
個人的な考えとして10年以上住宅ローンを組んでいるのであれば繰り上げ返済は11年目以降にしないと住宅ローン控除で戻ってくるお金が少なくなってしまうんと思うんですよね。
あくまでその年末の借入金残高の1%なので残高が減ってしまうと当然戻ってくるお金も減ってしまいます。
ですから私は繰り上げ返済は11年目以降にしようと考えています。
土地と建物の登記簿謄本
登記簿謄本と言いましてその住所の土地と建物の所有者が誰かを記載した書類です。
ちなみに登記簿謄本と登記簿証明書は内容は同じものであり写真でいう「データ」なのか「プリント」なのかのような違いで根本的には一緒との事です。
私は登記簿証明書をWebから取得しましたが登記簿証明書は「土地」に対してと「建物」に対してのものがあるので建売など土地、建物両方を所有している場合は「土地」と「建物」の登記簿証明書が2枚必要になります。
取得方法はすごく簡単でパソコンから申し込み可能で最短1日で郵送されてきます。
法務局のホームページから会員登録(無料)を行ってから申請します。
1枚につき500円の手数料がかかりますが窓口に行くより安いみたいですし送料も含まれているので電車代を考えても断然パソコンで申請した方が安いです。
ちなみに今回は2通なので1000円かかりました。
法務局登録ねっと → かんたん証明書請求ログインページへ → 会員登録 → 登記事項/地図・図面証明書交付請求書
この順番で申請可能です。
ちなみに登記事項/地図・図面証明書交付請求書の画面では「オンライン物件検索を行う」で「住所を選択」した方がエラーになりにくかったです。
半角とか全角の問題なのか住所を手入力した場合エラーが出てしまってうまく行きませんでしたので住所を手入力でエラーが出る場合は住所を選択してみてください。
売買契約書または建築請負契約書
これは不動産会社との書類なので手元にない場合は不動産会社に連絡しましょう。
ま、とても大事なものなので手元にないことはないと思いますが・・・ない場合は不動産会社へいますぐ連絡です!
マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カードと本人確認書類
先ほども話しましたが2017年の住宅ローン控除では住民票の代わりにマイナンバーカードが必要になりました。
マイナンバーカードを発行していない場合はマイナンバー通知カードと免許証や保険証など一緒に提出すれば大丈夫です。
ではマイナンバーカードやマイナンバー通知カードを無くしてしまった場合はどうしたら?
この場合再発行手続きが必要になり、他人に利用されないように停止手続きする必要があるみたいです。
そして警察にまで連絡しないといけないんですって。
もし無くしてしまった場合は一度マイナンバー総合ダイヤルへご連絡してみてください。
マイナンバーカード総合 Q&A(紛失については一番下に記載)
住宅ローン控除の必要書類はこんな感じです。
- 2016年1年分の源泉徴収(転職などしていたら全ての企業分必要)
- 金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書
- 土地と建物の登記簿謄本(建売の場合は土地と建物それぞれなので2枚必要)
- 売買契約書または建築請負契約書
- 「マイナンバーカード」もしくは「マイナンバー通知カード&本人確認書類」
あくまでこれが基本形でこれにほとんどの方が生命保険とかふるさと納税とかの控除も申請する人多いですよね。
当然その場合一緒に手続きが必要なのでその場合の必要書類も書いてきますね。
確定申告で必要な生命保険控除の書類
ま、文字どおりなのですが各生命保険会社から10月か11月頃に生命保険の控除証明書が届きます。
私の場合は過去100%届いているのでまず届かないことはないと思いますが届いていない場合は保険会社に問い合わせてください。
もしくは引っ越したのに住所変更していないかなど確認してください。
確定申告で必要なふるさと納税の寄付受領証明書
ふるさと納税は確定申告が必要が無い人はワンストップ特例制度というのがあってWebから簡単に確定申告のような事ができます。
ですからサラリーマンなどで会社で年末調整をやっている人はふるさと納税をやってもWebからワンストップ特例制度を利用すれば確定申告は不要です。
ふるさと納税で確定申告が必要な人は確定申告をする人です。
普段確定申告をしない人はふるさと納税での確定申告の必要はありません。
私は普段確定申告はしませんが今年は住宅ローン控除で確定申告の必要があるためふるさと納税の確定申告の必要がありました。
ですから言い換えれば住宅ローン控除の確定申告する人はふるさと納税の確定申告もする必要があるって事ですね。
寄付受領証明書は以下のような書式で送られてきます。
各自治体でフォーマットは違いますがこんな感じでA4の紙が郵送で送られてきました。
返礼品が届いてから2週間くらいだったかな。
これも必ず確定申告に提出しましょう。
住宅ローン控除の確定申告する人はふるさと納税の確定申告が必要
ま、当たり前ではありますがふるさと納税をやっていない人は必要ありませんよ。
過去ふるさと納税をやったブログ書いたのでふるさと納税に興味がある方は読んでみてください。
内容としては住民税の一部を寄付として自治体に寄付しそのお礼としてその土地の名産品をもらえるというものです。
手数料は2000円かかりますが名産品がどれも2000円以上の価値のあるものなので利用している人は年々増えています。
確定申告書類作成
さて、住宅ローン控除の確定申告で必要な書類を洗い出しましたが当然確定申告の書類を作成しなければなりません。
今は割と簡単にパソコンから書類を作成する事ができ必要書類が揃っていればそこまで難しく無いという感じでした。
この書類はパソコンでも作れますし、当日必要書類だけを持って税務署へ行って作る事も可能です。
ただ、税務署で確定申告の書類を作るのは人が結構並んでいるのであまりオススメはしていないです。。。
どうしてもパソコンでのやり方がわかんなくて当日税務署で時間がかかってもいいって人だけ税務署で作成してください。
確定申告の書類作成には以下の書類が必要です。
- 2016年1年分の源泉徴収(転職などしていたら全ての企業分必要)
- 金融機関等からの住宅ローンの借入金残高証明書
- 土地と建物の登記簿謄本(建売の場合は土地と建物それぞれなので2枚必要)
- 売買契約書または建築請負契約書
- 「マイナンバーカード」もしくは「マイナンバー通知カード&本人確認書類」
- 生命保険の控除証明書
- ふるさと納税寄付受領証明書
ま先ほど説明した書類なんですが確定申告の書類を作るときはこれが全部必要で各書類に書いてある数字(金額)を入力していく必要があります。
逆を言うと数字を入力するとあとは勝手に計算してくれるのでとっても楽チンです。
しいて一番難したった場所が住宅借入金の金額入力で「土地と建物」の各々の料金を記載しないといけない欄があったところです。
家の価格って大抵合算料金じゃないですか?
そしてそれにかかった消費税、手数料の金額も必要だったのですがそんなの知らないし・・・・と思っていたら売買契約書にちゃんと書いてありました。
家の価値は消費税、手数料を引いた額でその中で建物と土地への割合を決めるみたいで計算方法があるみたいです。
詳しくは確定申告書類作成ページに記載があるので確認してみてください。
川崎西税務署へ行ってきました
必要書類を全て持ち本日12時頃に最寄りの税務署、川崎西税務署へ行ってきました。
本日から確定申告がスタートという事で特設会場が出来ており川崎西税務署の特設会場は1Fにありました。
3階は確定申告の作成。
1階は確定申告書類の提出って感じです。
何も聞く事がなければ入り口に確定申告書類提出ポストがあってそこに投函すればOKです。
私は少し相談したかったので人がいる窓口へ提出しました。
係員は10人くらいいましたがこの時間は全く混雑しておらず私の前には1人もいませんでした。
窓口で確認したのは住宅ローン控除の必要書類、生命保険の必要書類、ふるさと納税の必要書類、源泉徴収票が添付されているかの確認でした。
時間にして10分くらいかな。
あまり長いって感じはしませんでした。
基本的に窓口では私が入力した数字の確認はしないので添付書類の確認だけです。
間違いがあった場合は後日連絡があるそうです。
ちなみに今回の住宅ローンで還付されるお金は概ね2が月以内に指定の銀行に振り込まれるそうです。
あ、確定申告書類作成の時に自分の銀行口座も入力済みです。
2017年住宅ローン控除の確定申告のまとめ
さて、いかがだったでしょうか?
2017年から住宅ローン控除の確定申告の必要書類が変わりました。
確定申告は面倒臭いっていうイメージもありますがパソコンを普段使っている人であればそこまで難しくないのかなとも思ったりもします。
でも住宅ローン控除で戻ってくる金額はほとんどの人で年間で10万円を超えることが多いと思うので私も頑張れるモチベーションになりました。
3000万円の住宅ローンだと1%でも30万円ですからね・・・・これが10年ですよ・・・でかい!(毎年減っていきますけど)
今年は?今年も3月15日までが確定申告の締め切りですので忘れずに申請してくてださいね。
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タグ:ふるさと納税