オリンパス ミラーレスカメラ PENとOM-D。おすすめは中古の価格
こんにちは。
カメラ業界は2018年後半にニコンとキャノンから高性能なミラーレスカメラが発売され、ますます激しいシェア争いになりました。
オリンパスは2019年の1月に新機種を出すという噂がありますので、私は何も購入せず静観しています。
これから、オリンパスのミラーレスカメラについて私なりに綴っていきますが、色んな意見があって絶対的に正解な訳ではありませんので、一つの参考話として受け取ってもらえましたら幸いです。
目次
OM-D E-M1Xが発表
2019年1月24日にオリンパスから新しい機種の発表がありました。
それがOM-D E-M1Xという機種です。
一言で言えば、今あるオリンパスの機種の中で一番のフラッグシップ機です。
発売は2019年2月22日。
今までのどんなカメラよりも手ぶれ補正が強化され、シャッタースピードが2秒間でも手ぶれ補正しない写真が撮れるんだそう。
写真をやる人であれば2秒間手ぶれしないでの撮影なんてまず無理なので、OM-D E-M1Xの手ぶれ補正の強さは非常に強みとなります。
また、まだ開発中ですが150-400mmの遠くを撮るレンズ、2倍のテレコンバーターも発売されると野鳥の撮影やモータースポーツなど含めて、動く被写体には非常に強そうです。
お父さんが運動会で使うには贅沢過ぎる機種ですが、ドヤ顔できますよ 笑
お金に余裕があるのであればOLYMPUS OM-D E-M1Xを検討されてみてはいかがでしょうか?
さて、ここからが本題です。
PENシリーズとOM-Dシリーズの違って?
PEN??
OM-D??
PENはペン、OM-Dはオーエムディーと読みます。
まず、ここで一つ覚えておきましょう!!
オリンパスのミラーレスカメラの種類は2シリーズあって、PENシリーズとOM-Dシリーズがあるのです。
PENシリーズが初心者向け、OM-Dシリーズが初心者から上級者向けになります。
PENシリーズってどんなカメラ?
オリンパス 公式 PENシリーズのCM動画もどうぞ
宮崎あおいさん出演のオリンパスのPENシリーズのCM動画です。
最新はPEN「9」というモデルです。
オリンパスのPENシリーズは初心者モデルです。
PENシリーズは初心者モデル
カメラの初心者モデルの定義は一般的に操作が比較的簡単な機種を指すことが多いです。
iphoneとかスマホのように液晶ディスプレイで操作が可能なので直感的に操作が可能なんです。
難しい環境設定はカメラが自動で行ってくれるので、あなたはシャッターを切るだけでいいんです。
操作感覚はスマホで、画質が一眼クオリティーの機種だと覚えてください。
そして簡単な操作以上にオリンパスのPENシリーズに人気が出た理由は、黒がメインカラーだったカメラ業界に突如黒船のように(色は黒じゃないですが 笑)見た目が可愛らしいPENが登場した事によります。
下の画像は一個前のPEN「8」というモデルですが、可愛いですよね。
PENシリーズは自撮りが簡単
PENシリーズは自撮り撮影が可能なミラーレスカメラです。
意外とミラーレスカメラって、自撮りができないものも多いんです。
きっとカメラメーカーは「自撮りできるカメラ=初心者モデル」って感じで作ってるんです。
カメラ屋の店員さん曰く中級者・上級者モデルのカメラには自撮りのニーズが多くないんですって。
実はこの辺りを上手にカメラ作りをしているのが「パナソニック」のカメラなんです。
パナソニックのカメラは中級者・上級者モデルでも自撮りができる機種があって特にYoutuberに人気があるんですよ。
動画は流石に自撮りスタイルじゃないと撮影難しいですもんね。
最新モデルは「GH5」とか「GH5S」というモデルで、動画に特化しているミラーレスカメラです。
ちなみに後ほど紹介しますが、OM-Dシリーズ中にも自撮りができるモデルが1個あるのです!
PENシリーズには手ぶれ補正性能がある
PENシリーズには手ぶれ補正性能が付いています。
上位機種のOM-Dシリーズと比べてしまうと手ぶれ補正性能の能力は劣りますが、普通に使う分には十分な手ブレ補正性能です。
手ぶれ補正性能は常に役に立ちますが、夜景と暗い部屋の中とか、あとは動画を撮影する際に力を発揮します。
手ぶれ補正機能は絶対に付いていなければいけない機能ではありませんが、付いていないよりは付いていた方がいいです。
特にカメラ初心者の方は最初撮影ポーズを覚えるまではかなり手が震える(動く)ので、初心者ほど手ぶれ補正性能に助けられますよ。
引用:すべてのレンズ[*]で手ぶれを抑えるボディー内手ぶれ補正。X. 角度ぶれ(ピッチ)/Y. 角度ぶれ(ヨー)/Z. 回転ぶれ。ボディー内手ぶれ補正なので、すべてのレンズ[*]で手ぶれを抑えた撮影が可能です。暗いところで発生しやすい回転ぶれも補正できます。
PENシリーズのお洒落なフィルター
PENシリーズでは写真にフィルターをかける事が可能です。
フィルターとはインスタなどのアプリの加工のような機能です。
ポップアート
ファンタジックフォーカス
デイドリーム
ライトトーン
ラフモノクローム
トイフォト
ジオラマ
クロスプロセス
ジェントルセピア
ドラマチックトーン
リーニュクレール
ウォーターカラー
ヴィンテージ
パートカラー
引用:アートフィルター。多彩な効果で、オシャレな写真撮影ができる大人気のフィルターです。効果をモニターで確認しながら、好みのフィルターを選択できます。
「ブリーチバイパス」「ネオノスタルジー」の2つがPEN9になって追加されていました。
ブリーチバイパス
ネオノスタルジー
引用:スマートフォンのようなタッチ操作でフィルターを選ぶだけで、印象的な写真を撮ることができるアートフィルター。モニターで効果を確認しながら撮れるので、好みのフィルターを選びやすく、手軽に楽しく使えます。E-PL9では、ノスタルジックな雰囲気の表現が得られる新アートフィルター「ネオノスタルジー」を追加しました。
PEN9のシャッター音は無音になる(静音撮影)
一個前のPEN8から最新のPEN9になっての最大の変更点は「シャッター音が無音」になった事ではないでしょうか?
※主な変更点は上記フィルターの2つが追加された事とデザインの変更とフラッシュが追加された事と無音シャッター音です。
ちなみに、PEN9でも最初からシャッター音は無音では無いので、ご自身で設定から「電子シャッター(無音)」を選んでください。
PEN9になって「電子シャッター」が追加され完全に無音で撮影可能になりましたので、音を立ててはいけない場所での撮影が可能になりました。
ちなみに「電子シャッター」の最大の欠点は「動いている被写体を撮影すると写真が歪む事がある」ので、電子シャッターにも弱点があるということは頭にいれておいてくださいね。
PEN9 | PEN8 | |
センサーサイズ(映像素子) | 17.3mm×13.0 mm | 17.3mm×13.0mm |
有効画素数 | 約1605万画素 | 約1605万画素 |
防塵対応 | SSWF | SSWF |
記録画像サイズ[JPEG] | 4608 × 3456 | 4608×3456 ~ 640×480 |
手振れ補正モード | 3軸 | 3軸 |
顔検出 | 最大8人 | 最大8人 |
モニター形式 | 3.0型 可動式 | 3.0型可動式 |
角度調整 | 上:約80度、下:約180度 | 上:約80度、下:約180度 |
撮影速度(高速連写) | 約8.6コマ/秒 | 最高約8.5コマ/秒 |
測距点 | 121点 | 81エリア |
PENシリーズの価格
気になるPENシリーズの価格ですが、最新のPEN9はレンズが2本ついて約75,000円〜。
PEN9の価格約75,000円〜
一個前のはPEN8はレンズが2本ついて約53,000円〜。
PEN8の価格約53,000円〜
約2万円の価格差ですが主な変更点の・・・・
- フィルターの2つが追加された
- デザインの変更
- フラッシュが追加された
- と無音シャッター音です
これを加味してPEN8を買うのかPEN9を買うのか考えてみてください。
以下オリンパスオンラインですが、公式サイトだと他より少し高めですね。
PENシリーズの中古価格は?
どのカメラを買おうかな???
実はカメラって「中古で買うのも当たり前」の世界って知っていましたか?
その証拠に私がよく利用する「マップカメラ」と言うカメラショップは中古も新品も扱いがあり、なんとPEN「5」と言うかなり前のモデルまで売っています。
PEN5はなんと、2万円代です。(2018年11月5日時点)
【あす楽】 【中古】 《美品》 OLYMPUS PEN Lite E-PL5 ボ…
ここまで前のモデルですと性能は劣る部分が多いですが、値段がかなり安いですので「とりあえずカメラを買ってみたい」と言う方は昔の安いモデルを使うのもありではないでしょうか。
また、PEN9の中古は54,800円から販売しています。(2018年11月5日時点)
PEN9の中古価格54,800円〜(本体のみ)
ただ、この54,800円はレンズは含まれておりませんのでレンズは別途買う必要があります。
PEN9でレンズが1本ついている中古で61,800(税込)で販売しています。(2018年11月5日時点)
PEN9の中古価格61,800円〜(本体+レンズ1本)
PEN8の中古はレンズが2本ついて53,800円〜・・・って他店の新品と同じ値段 苦笑
PEN8の中古価格53,800円〜(本体+レンズ2本)
中古も新品も同じ価格なら新品買いますよね 笑
ただ、PEN8の新品の数はもうかなり少ないのでPEN8を新品で買いたいのであれば急いだ方がいいですね。
詳しくはマップカメラのHPをご覧ください。
OM-Dシリーズとは?
次はオリンパスの上位機種のOM-Dシリーズのお話をします。
OM-Dの読み方覚えていますか?
オーエムディーです。
引用:OM-Dは、デジタル専用設計と最先端テクノロジーで小型軽量と最高画質を両立させた唯一の本格一眼システムカメラです。
OM-Dシリーズは初心者から上級者向けのミラーレスカメラですよね。
ちなみに、PENシリーズは1モデルでしたが、OM-Dシリーズは3モデルあります。
OM-Dシリーズはモデル名が似ていて少しわかりづらいのですが、「E-M1 Mark II」「E-M5 Mark II」「E-M10 Mark III」の3モデルがあります。
Mark II(マークツー)とかMark III(マークスリー)とか最初は意味がわからないはずですので、E-M1、E-M5、E-M10の三種類があるんだなって覚えた方が簡単かもしれませんね。
初心者モデルと中級者・上級者向けモデルの違いですが多くの場合撮影する上での設定を自分で設定する事が多いです。
カメラの事を少し詳しく解説すると、カメラの撮影は「光の取り込み具合を調整する」ものなんですが、PENシリーズは基本的にその調整を自動で行う事がメインのカメラでOM-Dシリーズは自分で調整する事がメインの機種になります。
つまり、OM-Dシリーズはある程度「カメラを使いこなす」事が前提のカメラなので初心者向けではないんです。
とは言え、この辺の設定は毎日写真を撮っていれば1ヶ月もあれば誰でも覚えられますし、センスある方だと1週間程度で基礎を覚えてしまえます。
写真を撮る事を楽しみたいのであれば絶対にOM-Dシリーズの方が楽しいですよ。
OM-Dシリーズの価格
気になるOM-Dシリーズの価格は一番安い機種で、レンズ2本がついて77,800円〜。(2018年11月5日時点)
OM-Dの中でもE-M10がエントリーモデルで、E-M1が最上位モデルになります。
OM-D E-M10 Mark III
77,800円〜
E-M5 Mark IIの価格はレンズ1本がついて93,868円〜。(2018年11月5日時点)
OM-D E-M5 Mark II
93,868円〜
最上位機種のE-M1 Mark IIはレンズがついていない本体のみで165,667円〜(2018年11月5日時点)
OM-D E-M1 Mark II
165,667円〜
E-M1はレンズがついていないのに16万円オーバーですからちょっと高いですよね。
ちなみに、なぜ本体だけなの?と思いますよね。
基本的にレンズがセットで販売されているカメラは初めてカメラを買う方をターゲットとしています。
買い替えの人がターゲットのカメラだと、すでにレンズを持っている人が多いので本体だけでの販売になるのです。
似たようなレンズは必要ないですからね。
OM-Dシリーズの中古価格
OM-Dの中古価格も調べてみました。
マップカメラ再度登場です!!
OM-D E-M10 Mark III
54,800円(税込)〜(2018年11月5日時点)
OM-D E-M5 Mark II(本体のみ)
49,800円(税込)(2018年11月5日時点)
OM-D E-M1 Mark II(本体のみ)
128,000円(税込)(2018年11月5日時点)
ちなみに、OM-Dのエントリーモデル「E-M10 Mark III」の方が上位機種の「E-M5 Mark II」よりも高い理由はもっとも最近発売されたモデルだからです。
E-M5もMark IIIが出れば恐らくE-M5の方が高価になります。
OM-Dシリーズ。機種ごとの性能の差とは
OM-Dシリーズをそれぞれ掘り下げていきましょう。
- E-M1
- フラッグシップ(最上級)モデル
- E-M5
- ミドルモデル
- E-M10
- エントリーモデル
OM-D E-M1
フラッグシップモデル
1番高性能なOM-Dですね。
手振れ補正機能に4つのモードがあるそうです。
- S-IS1
- 全方向の手振れ補正
- S-IS2
- 縦ぶれの手振れ補正。縦方向 (上下方向 )カメラの縦方向 の手ぶれだけを補正します。カメラを横位置に構えたときの流し撮りに最適だそうです。
- S-IS3
- 横ぶれの手振れ補正。カメラの横方向 カメラの横方向 の手ぶれだけを補正します。カメラを縦位置に構えて流し撮りをするときに使うそうです。
- S-IS AUTO
- 手ぶれ補正オート。流し撮りの方向を検知して、最適な手ぶれ補正をするそうです。
切り替えて使うそうですが、ずっとS-IS AUTOのままでいいと思ったのは私だけかな??
上記手ぶれ補正機能は「カメラ本体」に付いているのですが、E-M1であえれば「5軸シンクロ手ぶれ補正性能」という機能もあり、専用のレンズを使えばより強い手ぶれ補正機能が使えるんですって。
つまりカメラ本体の手ぶれ補正機能とレンズの手ぶれ補正機能が合体するんですね。
ちなみに現時点では5軸シンクロ手ぶれ補正性能対応のレンズは以下2本です。
5軸シンクロ手ぶれ補正性能対応レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
値段が高い!!
でも、かなりいいレンズなので性能的には妥当な価格なんです。
価格.comの使用者レビューもあるのでこのレンズが気になる方は参考にしてみてください。
限定された条件ですが、ハイレゾが使える!
個人的には人肌は富士の方が好きですが、友人達はあまり気にしないです。笑
なので、用途にも寄ります。
iso200などで使う範囲においては何の不満もありません。
また、過去のマイクロフォーサーズ機種より明確に
高感度耐性も上がっています。
ただ、トリミング前提の野鳥撮影時には高感度は
怖くて、使用できていません。
多分iso1000程度までは使えるような気がします。
参考URL http://review.kakaku.com/review/K0000920685/#tab
引用:他の追随を許さない高速性能を手に入れたフラッグシップOM-D E-M1 Mark II。新20M Live MOSセンサーと新画像処理エンジン TruePic VIIIを同時開発することにより、AF/AE追従最高18コマ/秒、AF/AE固定最高60コマ/秒という驚異的な高速連写・高速AF性能と、飛躍的な画質の向上を実現しました。さらに、最高フレームレート120fpsの滑らかな表示、タイムラグ0.005秒の遅れのないファインダーにより、動く被写体を逃しません。これらの最新技術を凝縮した小型軽量ボディーは過酷な環境での撮影を可能にする防塵・防滴・-10°C耐低温性能も備えています。なお、E-M1 Mark IIは最新の機能や性能を盛り込み、最高の状態に保つためのファームウェアアップグレードの対象機種です。フラグシップ機に相応しい最新の機能・性能をぜひご体感ください。
OM-D E-M5
ミドルモデル
OM-D E-M1とE-M5には防塵防滴機能が付いています。
防塵防滴とは多少の埃りや雨が降りかかっても大丈夫って事です。
先ほど説明したタッチパネルでOM-Dシリーズの中で唯一自撮り可能な機種がこのE-M5です。
ただ、手振れ補正機能は3モード(I.S.1、I.S.2、I.S.3)しかないので最上位機種E-M1より劣ります。
- S-IS1
- 全方向の手振れ補正
- S-IS2
- 縦ぶれの手振れ補正。縦方向 (上下方向 )カメラの縦方向 の手ぶれだけを補正します。カメラを横位置に構えたときの流し撮りに最適だそうです。
- S-IS3
- 横ぶれの手振れ補正。カメラの横方向 カメラの横方向 の手ぶれだけを補正します。カメラを縦位置に構えて流し撮りをするときに使うそうです。
ただ、流し撮りの手振れが入っていませんが、F1とかモータースポーツ、競馬とかそういう流し撮りをするシーンがなければあまり使うことも少ないので気にしなくていいかもしれまん。
そして「5軸シンクロ手ぶれ補正性能」はE-M5にもついていますね。
以下価格.comの使用者レビューなので参考にしてみてください。
旅行に最適なカメラです!!
レンズキットですが、14-150と12-40f2.8と悩まれている方が多いと思いますが、私も迷いましたが、結論、12-40f2.8プロレンズです!
満足度がハンパないです、全域f2.8!焦点距離も12-40ですが、いざという時は、ファンクションきー割り当てでデジタルテレコン×2を割り当てて、ワンボタンで24-80に切り替わるので、便利です。
何せ、最高のレンズにて撮影すると、画質に関して後悔(14-150の場合、もう少し解像感が・・とか、ボケがとか思わずに済む)が一切ありません、プロレンズで撮っていると、納得がいきます!(所有欲ばかりになってすみません)旅行の、際はバリアングルは役立ちますよ
グリップもecg-2を付けたらほぼE-M1と同等で、持ちやすいです!
買って、良かったです!
満足です
とても良いと思いますが、フルサイズ機も日常使用しているため、どうしても劣る部分はやむを得ないです。ですので、☆4つ。最大6000万画素は、実用性は低いものの、撮れるという一点で楽しいです。
参考URL http://review.kakaku.com/review/J0000019091/#tab
引用:あらゆる手ぶれを補正する5軸手ぶれ補正機構が進化。静止画では世界最高*1となるシャッター速度5段分の補正性能を達成するとともに、動画でも補正効果が大幅に向上しました。プロ写真家から絶対的信頼を寄せられているオリンパスの防塵・防滴機構は、耐低温性能が新たに加わることで、過酷な環境下での信頼性がより高まりました。シネマクオリティの一眼手持ち撮影を実現するOM-D MOVIEや、高速のオートフォーカスが実現する世界最短*2 の撮影タイムラグなど、最新のテクノロジーも機動力に優れたボディーに凝縮されています。さらにE-M5 Mark IIは最新の機能や性能を盛り込み、最高の状態に保つためのファームウェアアップグレードの対象機種です。E-M5 Mark IIが誇る驚きの高性能と優れた機動力が、新しい撮影体験を提供します。
OM-D E-M10 Mark III
エントリーモデル
OM-Dの中で今1番新しいのはこのOM-D E-M10 Mark IIIなんですが、OM-Dシリーズの中で唯一防滴、防塵ではありません。
E-M1とE-M5に比べて比較的万人向けのモデルでタッチパネルでとても操作しやすい部分もありますが、PENのように自撮りはできません。
また、手振れ補正機能はS-IS ON(AUTO相当)だけなのでそこまで手ぶれ補正に特化している訳ではありません。
ですので、一応OM-Dではありますがどちらかと言うとそこまで高機能な性能を求めない中級者モデルって感じではないでしょうか。
ちなみに、E-M10 Mark IIIのレビューを見るとちょっと辛口なコメントが多いのが気になります。
以下価格.comの使用者レビューなので参考にしてみてください。
この価格ならEM10mk2が良いかもしれません。
フォーサーズの1600万画素です。
このセンサー(映像素子)は小さめのフォーサーズのセンサーサイズに対して、無理してないので、画質は良好です。
見た目はキープコンセプト、基本性能はほぼ据え置き、4K動画追加、という感じに思われたE-M10 Mark IIIですが、マニュアルを良く読むと、Mark IIにあった機能が大幅に減っているようです。既存OM-D/PENユーザーで、Mark IIIの購入予定がある方は、自分が必要な機能が残っているかどうか確認することをお勧めします。
参考URL http://review.kakaku.com/review/J0000025494/#tab
ちなみにOM-Dの手ぶれ補正性能が強力な事を紹介している動画もオリンパスの公式Youtubeに公開されているので興味がある方はご覧ください。
引用:きれいな写真を自在に撮れる
小型軽量一眼OM-D E-M10 Mark III。OM-D E-M10 Mark IIIは難しい操作をすることなく、手軽に高画質な撮影が楽しめるミラーレス一眼カメラです。あらゆるシーンでの手ぶれを抑える強力な5軸手ぶれ補正と充実の機能によって、美しい写真撮影が楽しめます。
オリンパス(パナソニック)おすすめのレンズ
買い足すなら単焦点レンズかな?
ここから少しレンズの話になります。
先日友人が「カメラのレンズって高いんですね!」と驚いていましたが、カメラって本気で始めるとカメラ本体よりもレンズを揃える方がお金がかかります。
きっとあなたもカメラを買って1年くらい過ぎた頃、新しいレンズが欲しくなるハズ。
そんなあなたには背景のボケが強い単焦点レンズがおすすめです。
「たんしょうてんれんず」と読みます。
レンズが伸び縮みしないレンズです。
レンズには焦点距離ってのがあって、人間の目で見た感覚で近いレンズが「35mm換算」で焦点距離50mmのレンズと言われております。
35mm換算を細かく説明すると長くなるのですが、簡潔に説明するとカメラはメーカーや機種によって同じ位置で焦点距離のレンズで撮影しても違う印象の写真になります。
メーカーや機種によって基準が違ってややっこしいので「35mm換算で統一」した表現をしているのです。
詳しくは後ほど説明します。
単焦点レンズは明るくスマホでは撮れない背景が強くボケた写真が撮れるので、単焦点レンズは1本持っているととても楽しいですよ。
この「シズル感」「ボケ感」が出やすいのが単焦点レンズの特徴です。
あと、背景がボケるメリットとして、自分が写真の中で見て欲しいポイント以外はボケてくれるので撮った意図が伝わりやすいと言う部分もあるみたいです。
自然と真ん中に目がいき「真ん中の料理を見て欲しい」って言うメッセージも伝わります。
写真ってのは1枚1枚「メッセージ」があるので、それをしっかり伝えられ易いのが単焦点レンズの楽しさなんですよね。
PENシリーズとOM-Dシリーズで使えるレンズは約70種類
オリンパスのPENシリーズでもOM-Dシリーズでも取り付ける事ができるレンズは同じでなんと約70種類!
これは他社に比べて非常に多いです。
その理由はパナソニック製のレンズも使えるからなんです。
パナソニックとオリンパスはレンズの規格を統一しているのでそう言う事ができるのです。
通常は「自社のカメラには自社のレンズを使って欲しい」ってのが当たり前なので、キャノン本体にニコンのレンズとかソニー本体にキャノンのレンズとか使えません。
つまりここまでレンズが多いので「写真を純粋に楽しみたい」と言う目的ならオリンパスのミラーレスはとてもいい選択肢なんです!
もちろんPENで使っていたレンズをOM-Dでも使えますよ。
以下マイクロフォーサーズ規格のレンズ専用ページなので気になる方一回見てみてくださいね。
http://www.four-thirds.org/jp/microft/lense.html
オリンパスはいい意味で1万円ちょっとで買えるおもちゃみたいな安価なレンズから、20万円程度するようなプロ仕様のハイクオリティーなレンズまで取り揃えています。
大きく分けるとレンズは・・・
- 単焦点レンズ
- 標準レンズ
- 望遠レンズ
- 広角レンズ
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
の4タイプ程度に分かれます。
ただ、特に何mmから何mmまでが標準レンズで・・・とか基準はないので標準レンズってのは日常使いやすいレンズ。
望遠レンズはは遠くをとるレンズ、広角レンズは景色などの広範囲を撮るレンズって感じでイメージしておいてください。
また、魚眼レンズはドアの覗き穴のように丸い歪みのある写真が特徴のレンズです。
あまり魚眼レンズを使うことはないので今回は細かな説明は割愛させていただきます。
PENシリーズ・OM-Dシリーズで使える単焦点レンズ
PENシリーズ・OM-Dシリーズで使える単焦点レンズです。
今お話した、買い足すならこのレンズかな?のレンズです。
レンズがズームしたり、引いたりできないレンズですが、他のレンズより「背景のボケが強い」写真が撮れるレンズです。
比較的写真を楽しむ人は、単焦点レンズ35mm換算で50mm相当のレンズを使っている人が多いです。
※35mm換算はあとで説明します。
- 8mm F1.8 Fisheye PRO (35mm判換算:16mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
- 8mm F3.5 対角線魚眼レンズ (35mm判換算:16mm)
- Panasonic : LUMIX G FISHEYE 8mm F3.5
- 12mm F1.4 (35mm判換算:24mm)
- Panasonic : LEICA DG SUMMILUX 12mm F1.4 ASPH.
- 12mm F2.0 (35mm判換算:24mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
- 14mm F2.5Ⅱ (35mm判換算:28mm)
- Panasonic : LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.
- 15mm F1.7 (35mm判換算:30mm)
- Panasonic : LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
- 17mm F1.2 PRO (35mm判換算:34mm)
- OLYMPUS:M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
- 17mm F1.8 (35mm判換算:34mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
- 19mm F2.8 (35mm判換算:38mm)
- SIGMA : SIGMA 19mm F2.8 DN Art
- 20mm F1.7 II (35mm判換算:40mm)
- Panasonic : LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.
- 25mm F1.2 PRO (35mm判換算:50mm)
- OLYMPUS:M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- 25mm F1.4 (35mm判換算:50mm)
- Panasonic : LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
- 25mm F1.7 (35mm判換算:50mm)
- Panasonic : LUMIX G 25mm F1.7 ASPH.
- 25mm F1.8 (35mm判換算:50mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
- 30mm F1.4 (35mm判換算:60mm)
- SIGMA : SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary
- 30mm F2.8 (35mm判換算:60mm)
- SIGMA : SIGMA 30mm F2.8 DN Art
- 42.5mm F1.2 (35mm判換算:85mm)
- Panasonic : LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S.
- 42.5mm F1.7 (35mm判換算:85mm)
- Panasonic : LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S.
- 45mm F1.2 PRO (35mm判換算:90mm)
- OLYMPUS:M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
- 45mm F1.8 (35mm判換算:90mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
- 60mm F2.8 (35mm判換算:120mm)
- SIGMA : SIGMA 60mm F2.8 DN Art
- 75mm F1.8 (35mm判換算: 150mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
- 300mm F4.0 IS PRO (35mm判換算:600mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
PENシリーズ・OM-Dシリーズで使える標準レンズ
次はPENシリーズ・OM-Dシリーズで使える標準レンズです。
標準レンズとは、日常使いしやすいレンズです。
ほどほど引いて風景の写真も撮れますし、少し被写体に寄った写真も撮れます。
もともと最初からレンズキットに付いている事が多いです。
日常的にカメラを持ち運びたい人や、まだどんなものを撮るかわからないけどとりあえずカメラが欲しいって人は標準レンズがいいかもしれません。
ちなみに、単焦点レンズと標準レンズを比較してしまうと万能で使える反面「背景がボケづらい」や「暗い場所での撮影に弱い」など弱点もあります。
とはいえ単焦点レンズと比べての話なので、標準レンズがそこまで劣っているレンズって事ではありませんので参考程度に頭に入れておいてください。
- 12-32mm F3.5-5.6 (35mm判換算:24-64mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S
- 12-35mm F2.8 Ⅱ X Lens (35mm判換算:24-70mm)
- Panasonic : LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 Ⅱ ASPH. POWER O.I.S.
- 12-40mm F2.8 PRO (35mm判換算:24-100mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- 12-50mm F3.5-6.3 EZ (35mm判換算:24-100mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
- 12-60mm F2.8-4.0 (35mm判換算:24-120mm)
- Panasonic : LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.
- 12-60mm F3.5-5.6 (35mm判換算:24-70mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
- 12-100mm F4.0 IS PRO (35mm判換算:24-200mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- 14-42mm F3.5-5.6 EZ (35mm判換算:28-84mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
- 14-42mm F3.5-5.6 II R (35mm判換算:28-84mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R
- 14-42mm F3.5-5.6 X Lens (35mm判換算:28-84mm)
- Panasonic : LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
- 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ (35mm判換算:28-84mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 II ASPH. MEGA O.I.S.
- 14-45mm F3.5-5.6 (35mm判換算:28-90mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
- 14-140mm F3.5-5.6 (35mm判換算:28-280mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
- 14-150mm F3.5-5.8 (35mm判換算:28-300mm)
- Tamron: 14-150mm F/3.5-5.8 Di III Model C001
- 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ (35mm判換算:28-300mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6Ⅱ
PENシリーズ・OM-Dシリーズで使える広角レンズ
次はPENシリーズ・OM-Dシリーズで使える広角レンズです。
広角レンズはと、広い範囲が撮影可能なレンズです。
風景写真や自撮りしたい方向けのレンズです。
個人的に広角レンズは料理などに寄った写真が撮りづらいレンズなので、風景写真や自撮りしたい方以外であればあまり重宝はしないレンズかなって感じます。
- 7-14mm F2.8 PRO (35mm判換算:14-28mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- 7-14mm F4.0 (35mm判換算:14-28mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH.
- 8-18mm F2.8-4.0 (35mm判換算:16-36mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- 9-18mm F4.0-5.6 (35mm判換算:18-36mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
PENシリーズ・OM-Dシリーズで使える望遠ズームレンズ
次にPENシリーズ・OM-Dシリーズで使える望遠ズームレンズです。
望遠ズームレンズはまさしく遠くの被写体を撮影するときに使うレンズです。
望遠レンズは他のレンズに比べて高価なので、まだ買う事ができないので私は持っていません。
ですから先日レンタルしました。
望遠レンズはこんな感じで少し離れた場所の撮影が可能で、スポーツシーンでとても活躍するカメラです。
私が望遠レンズを持っていない理由は、望遠レンズが活躍するシーンが少ないからです。
もちろんあるといいんですけど、月1回も使わないんですよね・・・
そこに10万円もするレンズに投資していいものか・・・悩んで悩んでいまだに買っていませんw
ちなみに、最初から2本のレンズが付いたレンズキットではこの望遠ズームレンズが付いているものが多いので(標準ズームと望遠ズームの2本セット)、後から望遠ズームを買う予定があるのであれば最初から望遠ズームが付いているレンズ2本セットを買った方が値段的に結構お得です。
とは言え、レンズキットで売っている標準ズームレンズや望遠ズームレンズはそこまで高性能のレンズではありませんので「いいレンズが欲しい」のであればレンズは別で買った方がいいですよ。
ここで言う高性能というのは「手ブレ補正機能」だったり「暗闇に強いレンズ」です。
暗い室内での撮影や、ペットやお子様が走り回っている写真を撮る事が多いのであればレンズキットのレンズではなく、良いレンズを買った方がよりいい写真が撮れますよ。
- 35-100mm F2.8 Ⅱ X Lens (35mm判換算:70-200mm)
- Panasonic : LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 Ⅱ POWER O.I.S.
- 35-100mm F4.0-5.6 (35mm判換算:70-200mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 35-100mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
- 40-150mm F2.8 (35mm判換算:112-420mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- 40-150mm F4.0-5.6 R (35mm判換算:80-300mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
- 45-150mm F4.0-5.6 (35mm判換算:90-300mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
- 45-175mm F4.0-5.6 X Lens (35mm判換算:90-350mm)
- Panasonic : LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
- 45-200mm F4.0-5.6 Ⅱ (35mm判換算:90-400mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 45-200mm F4.0-5.6 Ⅱ MEGA O.I.S.
- 75-300mm F4.8-6.7 II (35mm判換算:150-600mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
- 100-300mm F4.0-5.6 Ⅱ (35mm判換算:200-600mm)
- Panasonic : LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 Ⅱ MEGA O.I.S.
- 100-400mm F4.0-6.3 (35mm判換算:200-800mm)
- Panasonic : LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
PENシリーズ・OM-Dシリーズで使えるマクロレンズ
最後にマクロレンズです。
マクロレンズとは「被写体にすごく寄った写真が撮れるレンズ」です。
食べ物とか、虫とか花とか超アップの写真が撮りたい人向けのカメラです。
私はこのマクロ撮影が好きで少し「マニア」っぽい写真が撮れるレンズになります。
- 30mm F2.8 (35mm判換算:60mm)
- Panasonic : LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
- 30mm F3.5 (35mm判換算:60mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
- 45mm F2.8 (35mm判換算:90mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
- 60mm F2.8 (35mm判換算:120mm)
- OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
知っていた方がいいカメラやレンズの知識
ここからは知っておいた方がいいカメラやレンズの知識です。
35mm換算とは
まず、先ほど話した「35mm換算」についてです。
例えばあなたがビーフシチューを作りたくて、料理レシピサイトを見るとします。
- Aのサイト3人前の分量
- Bのサイト5人前の分量
- Cのサイト7人前の分量
- Dのサイト10人前の分量
- Fのサイト35人前の分量
もしあなたCのサイトの参考に15人前を作りたい場合、どうします???
おそらくどのサイトを参考にするにしてもまずは1人前の分量に計算して直してから、15人前の分量を計算しなおしますよね?
そう、めんどくさいのです。
レンズの焦点距離もメーカーや基準によってバラバラです。
ですから「センサーが35mmのカメラ本体」で撮影した場合、このレンズは何mmの焦点距離になりますよって表現をします。
※センサーとはカメラ本体のエンジンのような部品でカメラで一番大切な部分です。
35mm換算と言うのはフィルム時代の名残で、フィルムカメラで使われていたセンサーサイズの数字基準としています。
ちなみにデジタルカメラには主に以下3つのセンサーサイズ基準のカメラがあります。
- フルサイズ(35mm)
- APS-C
- マイクロフォーサーズ
ミラーレスカメラで使われている主な基準が上記3つのセンサーサイズで、フルサイズと言われる基準がフィルム時代の35mmなのです。
ですから「フルサイズ換算で・・・」と表現しても間違っていないのですが、昔ながらで「35mm換算で」と表現しています。
キャノンやニコンが採用している「APS-C規格」やオリンパスが採用している「マイクロフォーサーズ規格」はフルサイズとは基準が異なるり諸々数値が異なりわかりづらいので全ての基準で「35mm換算」と表記しているのです。
でも、なんでそんな表現をするのでしょうか?
基準が無いとごちゃごちゃになる
同じ位置から同じ焦点距離のレンズで撮影した場合、フルサイズとAPS-Cとマイクロフォーサーズ全く異なった印象の写真になってしまいます。
これはカメラ本体に搭載されているセンサーの大きさに依存するので、センサーの大きさが異なれば絶対にこの差は発生します。
例えばフルサイズで50mmのレンズを使っている場合、APS-Cでは約35mmのレンズマイクロフォーサーズでは約25mmのレンズで撮ってやっと全部同じ印象の写真になります。
フルサイズで50mmの印象の写真を撮影する場合、APS-Cでは約35mmのレンズ、マイクロフォーサーズでは約25mmのレンズが必要って毎回調べ直すの面倒臭く無いですか?
そう!!
そこで基準を「35mm換算」で統一しているのです。
つまり35mm換算50mmのAPS-Cのレンズは、APS-C規格にすると約35mmとなりレンズには「35mm換算50mm」と記載があります。
35mm換算50mmのマイクロフォーサーズのレンズは、マイクロフォーサーズ規格にすると約25mmのなのでレンズには「35mm換算50mm」と記載してあります。
この応用の知識ですが、遠くが撮れる焦点距離200mmのレンズを買ったとします。
フルサイズの焦点距離200mmのレンズはもちろん焦点距離200mmとなりますが、APS-C規格で焦点距離200mmのレンズは35mm換算300mmとなります。
そしてマイクロフォーサーズ規格で焦点距離200mmのレンズは35mm換算ではなんと400mmとなるんです。
先ほど望遠レンズは遠くが撮れる分高価になると説明しましたが、より遠くを安価に撮影したい場合って実はPENやOM-Dのマイクロフォーサーズ規格ってとてもコスパがいいのです。
少し難しい部分ではありますが、規格によって撮影できる範囲が異なるので全て「35mm換算」で統一してるって覚えておいてくださいね。
最短撮影距離
焦点距離ばかり気にして意外と見落としがちなレンズの性能の「最短撮影距離」。
知らないと誰しもつまずく部分なので、せっかくこのブログを読んだあなたは是非覚えてください。
レンズには「最短撮影距離」と言うものがあり、レンズから被写体にこれ以上近づくと撮影出来ないですよっていう明確な「距離」があります。
例えば最短撮影距離が0.4m(40cm)だと被写体のアップ写真が撮りたくても物理的に40cm以上離れないと「ピント」が合わないためシャッターが切れません。
最短撮影距離を知っておかないと、写真が取れないので「カメラかレンズが壊れた!!」と大騒ぎする方もいらっしゃるのです。
最短撮影距離よりも離れて撮影しないと、写真が撮れないと覚えておきましょう。
最大撮影倍率
ちょっとややっこしいのですが、「最短撮影距離」以外にもレンズにはもう一つ大切意味をもつ数字があります。
それが最大撮影倍率です。
簡単に言うと、カメラのセンサー(映像素子)部分に被写体が何センチで映し出されますよっていう値です。
まぁ言葉で言われてもチンプンカンプンだと思いますので、実際に例を挙げて説明します。
マイクロフォーサーズのセンサー(映像素子)は横縦17.3mm/13mmです。
横が1.73cmで縦が1.3cmです。
最大撮影倍率の数字は一番大きなもので「1.0」が基本です。
※最近「1.25」というレンズも出たみたいです。
ここでは「1.0」で説明ます。
最大撮影倍率1.0倍というのは「10cmのものを10cmで撮影できますよ」という意味なんです。
なるほど10cmか。
って10cmのものを10cmで撮影できるって別に何も驚かないですよね。
でも、その10cmの基準が違うのです。
マイクロフォーサーズ規格のセンサー(映像素子)は縦1.3cmしかないじゃないですか。
1.3cmしかないセンサー(映像素子)に10cmとして撮影されるんですよ。
そう、超巨大な写真になるんです。
10cmのジャイアンを撮るとこんな感じで目のどアップの写真になります。
これが最大撮影倍率が1.0倍のレンズで撮れた写真です。
では次に最大撮影倍率0.1倍のレンズで撮影するとどうなるでしょう?
0.1倍は10cmのものが1cmで1.3cmのセンサー(映像素子)に映るという事なのでこうなります。
さっきよりもかなり引いた印象の写真になりますよね。
だからこんな感じですね。
つまり、カメラ本体のセンサーの大きさとレンズの最短撮影距離と最大撮影倍率の数字をカタログで見ればある程度どんな写真が撮れるんです。
まぁ当然、それがわかるようになるには数年かかりますので、今は軽く頭の中に入れておく程度で問題無いです。
ですから、料理のUPの写真を撮りたいのであれば最大撮影倍率が1.0倍に近いレンズの方が向いていますし風景写真が多いのであれば最大撮影倍率が0.1倍であっても問題ありせんよね。
経験上、最大撮影倍率が1.0倍に近いレンズってあまり種類が多く無いのでじっくりカタログを見て探してくださいね。
ちなみに先ほど少し説明した最大撮影倍率1.25倍のレンズで最短撮影距離が9.5cmのレンズでかなりドアップの写真が撮れます。
意外と安いですね!!
よく利用する中古の取り扱いもあるカメラショップ
中古カメラやレンズに興味ある方はご覧くださいませ。
ちなみにマップカメラ以外にもカメラのキタムラもよく利用しています。
それでは楽しいカメラ生活をお楽しみくださいませ!!
最後まで読んでいただきまして本当にありがとうございました!!
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